6月1日・8日・15日・22日 7~10回 飯島伸子(2000)『環境問題の社会史』
飯島伸子(2000)『環境問題の社会史』を読んでいきます。
5月11日・18日・25日 4~6回 戸田山和久(2011)『「科学的思考」のレッスン』
戸田山和久(2011)『「科学的思考」のレッスン』を3つに分けて読んでいきます。
4月27日(金)第3回
受講生の方々がとりあげた作品から。
塩崎賢明ほか『東日本大震災復興への道―神戸からの提言』 http://www.amazon.co.jp/dp/4863420730/?tag=sumidatomohis-22
磯部涼「音楽の(無)力」 http://bisista.blogto.jp/archives/1472245.html
早野龍五「科学者として原発事故にどう関わるべきか」 http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/miraisekkei/html/Theme003_2/03_02_04.html
第4回から第6回は、戸田山和久(2011)『「科学的思考」のレッスン』をもとに議論していきます。
4月20日(金)第2回
小レポート課題の参考資料です。
防災科学技術研究所(2012)「東日本大震災タイムライン(3月11日より6月18日まで:100日間の主な出来事)」 http://dil.bosai.go.jp/publication/nied_natural_disaster/pdf/48/311timeline.pdf
Uedaほか(2011)「東日本大震災クロニクル 2011.3.11-2011.5.11」 http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/22109
「NHK東日本大震災アーカイブス 証言webドキュメント」 http://www9.nhk.or.jp/311shogen/
平川秀幸「科学技術社会論から見た3.11以降」2011年12月17日・日本科学未来館 http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/miraisekkei/html/Theme003_2/03_02_02.html
4月13日(金)第1回
2回目からの受講も歓迎します。
配布資料は以下からアクセスできます(公開できないものは受講生の方と共有します)。随時更新していきます。
https://docs.google.com/document/d/1vO1N32hp5MbotHu_sYCIhX98UupHfuUgYdV0c8F23WI/edit
シラバス
青山学院女子短期大学 専攻科 教養専攻 共通科目
専攻科 http://www.luce.aoyama.ac.jp/sinro/senkouka.html
講義科目一覧 http://www.luce.aoyama.ac.jp/sinro/senkouka_list.html
科学と社会
住田 朋久
講義題目
科学技術社会論入門
授業の到達目標及びテーマ
「科学と社会」の幅広い問題が自らの生活にどのように関連するのかを理解・分析した上で、
科学技術とのよりよいつきあい方を考えられるようになる。
また、小レポートの執筆と授業中の議論を通じて、それぞれの課題に対する考えを表現できるようになる。
授業の概要
冒頭の講義ののち、参加者がもちよる小レポート(A4・1枚)を検討しながら議論する。
小レポートの題材はテキストのほか以下に挙げたものを考えているが、受講生と相談しながら決める。
科学に関する知識は求めないが、授業中の議論への積極的な参加を期待する。
授業計画
イントロダクション/授業の進め方についての相談
東日本大震災と情報 1 自らの体験を記録する
2 他者の記録を読む
3 「科学的思考」のレッスン
4 どのような情報を信頼するか
5 被曝リスクから考える科学リテラシー
公害・環境問題 1 高度経済成長期の生活の聞きとり
2 1950年代以降の公害
3 1990年代以降の地球環境問題
4 生活のなかで環境問題にどのように配慮するか
科学技術の広がり 1 科学館やイベントの見学・参加報告
2 情報技術をどのように役立てるか
3 各種のメディアにおける小惑星探査機「はやぶさ」
4 自然や人体の改変をどこまで進めるか
まとめ これからの生活と関連づけて
テキスト
戸田山和久(2011)『「科学的思考」のレッスン』、飯島伸子(2000)『環境問題の社会史』、長神風二(2010)『予定不調和』、および配布資料。
参考文献
藤垣裕子編(2005)『科学技術社会論の技法』、上田昌文ほか編(2008)『エンハンスメント論争』、Micham編(2012)『科学・技術・倫理百科事典』など。
評価方法
小レポートなど:60% 議論への参加:30% 最終レポート:10%